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青汁の素材(ケール)

青汁の素材の定番中の定番がケールです。青汁が広まり始めた当初、青汁の素材として使用されていた素材もケールでした。今回は現在でも多くの青汁の素材として使用されているケールについてお伝えします。

1.ケールについて

ケールとはヨーロッパ地方の地中海沿岸原産の野菜です。アブラナ科の植物の一種でブロッコリーやキャベツの原種といわれています。ヨーロッパでは古くから食材として利用されてきました。主に煮込み料理に使われています。日本には江戸時代にオランダから持ち込まれました。その頃は食用としては定着せず、ケールの見た目を品種改良したものが観賞用として栽培されました。
ケールが青汁の素材として使用されるようになったのは戦後間もない1940年代に入ってからです。岡山県出身の遠藤仁郎博士が青汁を普及する中で、理想の青汁の素材としてケールを採用しました。その後ケールの青汁を病院食や学校給食で人々に広め、徐々に一般にも広がり始めます。
さらに九州のあるメーカーがケール100%の青汁の量産、販売を開始し、1980年代にテレビで紹介され、CMでも全国放送されたことから全国的にケールとケールを素材とした青汁が知られるようになりました。現在では様々な種類の青汁があり、様々な素材の植物が使用されていますが、ケールは現在でも青汁の代表的な素材として使用されています。

2.ケールは緑黄色野菜の王様

ケールは緑黄色野菜の王様といわれるほどに栄養価の高い野菜です。代表的な栄養素を例にとると、カルシウムは牛乳の約2倍、βカロテンはトマトの約5倍、ビタミンCはミカンの約2.5倍、ビタミンB2はキャベツの約5倍もあります。この栄養価の高さが青汁の素材として採用された大きな理由です。ケールの高い栄養価を誇る栄養素は、青汁にすることでより多く摂取することができ、栄養の吸収率も高まります。

3.ケールの特徴

ケールの特徴は色々とありますが、強い苦みと独特のにおいがあることがまず挙げられます。そのためヨーロッパでは煮込んだり揚げることで苦みを抑え食べられています。日本では青汁の素材として使用されることが多く、ケールを素材とした青汁は、ケールの特徴そのままに強い苦みと独特のにおいがあることが特徴です。
ケールの見た目の特徴は、葉が丸まらずにそれぞれの葉が広がっていることです。同じアブラナ科の植物の仲間であるキャベツは葉が丸まりますが、ケールは丸くなりません。
生命力が強く温暖な気候では年間を通して栽培が可能です。ケールは冬になると甘みが増し、夏には苦みが強くなる特徴もあります。

4.ケールに含まれている栄養素とその効果

ケールには緑黄色野菜の王様と呼ばれるほどたくさんの種類の栄養素が高い含有率で含まれています。この章ではケールに含まれている代表的な栄養素とその効果についてお伝えします。ケールには以下のような代表的な栄養素が含まれています。

  • ・カルシウム
  • ・βカロテン
  • ・ルテイン
  • ・ビタミンB2
  • ・ビタミンC
  • ・ビタミンE
  • ・食物繊維
  • ・メラトニン
  • ・カリウム
  • ・葉酸

4-1.カルシウム

牛乳の約2倍もの量のカルシウムがケールには含まれています。カルシウムは骨や歯を構成する成分のひとつです。カルシウムが不足すると骨や歯がもろくなってしまいます。また、カルシウムはイライラを静める効果もあり、人体に有益なミネラルです。

4-2.βカロテン

ケールに含まれるβカロテンは体内で必要量がビタミンAに変換され使用されます。ビタミンAは脂溶性のビタミンで、体内に蓄えることができます。ビタミンAは皮膚や粘膜を構成する細胞を作る際に必要な成分で、皮膚や目、鼻の内部の粘膜や喉、各臓器の粘膜の維持と健康を守る大切な成分です。ケールにはトマトに約5倍のβカロテンが含まれています。

4-3.ルテイン

ルテインはカロテノイドの一種です。カロテノイドは動植物の体内に存在する天然の色素のことです。様々な種類がありますが、ルテインはケールに含まれているカロテノイドです。
メト皮膚の健康を守る成分で、紫外線やパソコン、スマホなどから発生するブルーライトをブロックして目の健康を守ります。
また、活性酸素を除去する抗酸化作用も強力で、活性酸素の害より目を守ります。ルテインのこのような作用で視覚機能の健康が保たれるのです。
またルテインは光や酸化によるダメージから肌を守る効果もあります。目や肌の健康にルテインは効果的な成分です。

4-4.ビタミンB2

ビタミンB2はケールに含まれている代表的なビタミンのひとつです。ケールに含まれているビタミンB2はキャベツの約5倍の量が含まれています。水溶性のビタミンで別名リボフラビンとも呼ばれるビタミンB2は、脂質や糖質、タンパク質の代謝に関わり、それらをエネルギーに変える作用があります。主に身体の表面、皮膚や髪、爪の健康を保ち、その成長に関わります。
その他にも粘膜の健康維持や成長にも関わるビタミンです。ビタミンB2がしっかりと摂取されると脂質の代謝がスムーズに行われるので、皮膚や髪、爪の健康と美しさが保たれます。ビタミンB2は美容と成長に関わる大切なビタミンです。

4-5.ビタミンC

ケールにはミカンの約2.5倍のビタミンCが含まれています。水溶性のビタミンであるビタミンCには様々な効果が認められています。ビタミンCはその強力な抗酸化作用で活性酸素を除去し、身体を活性酸素の害から守り、年齢以上の老化や病気を防ぎます。また、白血球の働きを強化して免疫力を向上させます。さらにビタミンC自体も体内に侵入した細菌を攻撃する際に使用されます。
ビタミンCは美容にも効果的で、コラーゲンの生成に関わり、肌のハリを保つほか、メラニン色素の沈着を抑えて肌の透明感を維持し、シミやそばかすの発生を予防します。
精神的にもストレスに強くする作用もあり、ビタミンCは体内で様々な働きをして美容と健康に有益な効果を発揮します。

4-6.ビタミンE

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、ケールに含まれる代表的なビタミンのひとつです。ビタミンCと同じく強力な抗酸化作用があり活性酸素の害から身体を守る効果があります。血中のコレステロールの酸化も防ぐので、動脈硬化の予防も期待できます。
また毛細血管を広げる作用もあり、血流を改善してくれます。ビタミンEの作用で血流が改善されると血行が良くなるので肌のかさつきや血色の悪さが改善される美容効果もあります。
さらに性ホルモンの分泌を司る脳下垂体に働きかけて女性の生理が正常に行われることをサポートします。男性の生殖機能を向上させる効果も報告されている、性機能の向上、正常化にも関わるビタミンです。

4-7.食物繊維

ケールには食物繊維も豊富に含まれています。ケールに含まれている食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二種類があり、どちらも腸に良い影響を与えます。水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。不溶性食物繊維は腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発化するので、スムーズな排便を促し便秘を解消させダイエット効果が期待できます。

4-8.メラトニン

メラトニンは青汁の素材の中ではケールに含まれている特殊な成分です。メラトニンは睡眠と覚醒のサイクルに働きかけるホルモンで、質の良い睡眠を促します。

4-9.カリウム

カリウムはナトリウム(塩分)と拮抗する成分で、体内に余剰なナトリウムが蓄積されている場合、カリウムを摂取することで余剰な分のナトリウムがカリウムと共に排出されてゆきます。そのためナトリウムの過剰な蓄積によっておきる高血圧やむくみを解消する効果があります。
また、筋肉の収縮運動にも関わる成分で、ナトリウムとカリウムをバランスよく摂取することで正常な筋肉の働きを維持します。

4-10.葉酸

葉酸はケールに含まれている代表的な栄養素のひとつです。水溶性のビタミンで、体内に蓄えることができないため、積極的に摂取することが望まれます。葉酸は細胞の増殖に関係する成分で、新生児の発育に重要な働きをします。特に妊娠初期の胎児の成長に必要なビタミンなので、妊娠初期の妊婦さんは意識して葉酸を摂取すると良いでしょう。
葉酸は大人の体内でもタンパク質の合成に必要な成分です。舌や腸などは細胞の生まれ変わりのサイクルが早く、葉酸を十分に摂取することで健康な状態が保たれます。
また葉酸は赤血球の形成にも関わる成分です。葉酸が不足すると十分な量の赤血球が作られなくなるので全身で酸素が不足してしまいます。ケールを素材として使用した青汁など葉酸が含まれている食品から葉酸を摂取することが大切です。

5.ケールの注意点

ケールは青汁の素材としてとても優れた植物です。しいて注意点を挙げるとすれば、苦みや独特のにおいがあるため、味が万人向けではないということです。ケールの味が好みの人には問題がないのですが、どうしてもケールの味が苦手な人は無理をせずに、おいしく頂ける工夫をしましょう。
ヨーロッパでの食べ方のように煮込んだりして食べることも良いでしょう。青汁として飲む場合は豆乳やフルーツジュースに混ぜて飲むことで苦みを抑えることができます。市販のケールの青汁の中にも他の素材とミックスしたり、甘味料を配合するなどして飲みやすくしたものもあります。ケールの味に注意をして、おいしく頂ける工夫をしましょう。

6.今も昔もケールを素材にした青汁は親しまれている

ケールは青汁の代表的な素材として長い間親しまれてきました。強い苦みがあるにも関わらず食材や青汁の素材として人気がある理由は、やはりその高い健康効果にあります。実際にケールを使用した青汁を飲み続けて健康効果を得た人の口コミやリピートでケールの良さが広まっていったのです。今後も青汁の代表的な素材として多くの人に親しまれてゆくでしょう。

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