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青汁の栄養素(カルコン)

青汁の代表的な原料のひとつの明日葉にはカルコンという栄養素が含まれています。
カルコンは明日葉にしか含まれていない貴重な成分です。
今回はカルコンについて詳しくお伝えします。

1.青汁の栄養素、カルコンの基礎情報

カルコンは明日葉に含まれる明日葉の特有な栄養素でフラボノイドの一種です。
明日葉には黄色い液体が含まれていますが、この液体の中にカルコンが存在しています。
フラボノイドとは植物に含まれる色素や苦み、辛みがある成分で、植物により様々な種類があります。
フラボノイドの種類によっては人間の身体に良い影響を与えるものがあり、代表的なものではブルーベリーや青汁の原料にもなる桑の葉に含まれるアントシアニンや、青汁に配合されることもある抹茶や緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるイソフラボンなどがあります。
これらはそれぞれ独自の健康効果を発揮するフラボノイドです。
カルコンも独自の健康効果をもつフラボノイドとして体内で活躍します。
フラボノイドは植物の種類により効果が変わります。
そのためフラボノイド自体がビタミンやミネラルのように人体に必須の栄養素として扱われることはあまりありません。
むしろ特定の効果を得たい場合にその力を発揮する成分です。
後ほどカルコンの健康効果を詳しくお伝えしますが、その特定の効果を得たい場合に明日葉から作られた青汁を飲むことは効果的です。

2.カルコンの1日の推奨摂取量

カルコンはビタミン類などと違い、厳密に定められた推奨摂取量が現時点ではありません。
しかし、同じフラボノイドの仲間であるイソフラボンやカテキンなどは、大量摂取により身体に悪い影響を与える場合があります。
そのためフラボノイド全体としては1日の摂取量上限を1500mgとしていることが多いようです。
しかし、カルコンが含まれている明日葉の青汁や明日葉を、通常の青汁の用量や普段の食事から摂取する分には安全といえます。
むしろカルコンは明日葉にしか含まれていない特殊な成分なので、積極的に摂り入れたい栄養素であるといえます。

3.青汁の栄養素、カルコンの効果

明日葉の青汁に含まれているカルコンには以下に述べるような様々な健康効果があります。
明日葉の青汁を飲むことで、カルコンの健康効果が期待できます。

3-1.抗酸化作用により活性酸素の害から身体を守る効果

多くのフラボノイドは抗酸化作用があり、活性酸素を無害化する力があります。
カルコンにも優れた抗酸化作用があり、増えすぎた活性酸素を無害化してくれます。
その結果、活性酸素の害で表れる老化の進行や病気の発症が予防され、細胞が正常で元気な状態でいられます。

3-2.動脈硬化を予防する効果

カルコンには内臓脂肪を減少させる働きがあることが実験により確かめられています。
内臓脂肪が減少すると、アディポネクチンというホルモンが活性化されます。
このアディポネクチンというホルモンは動脈硬化を抑制する働きがあるホルモンです。
そのためカルコンを摂取することで内臓脂肪が減少し、動脈硬化も予防されるのです。

3-3.糖尿病の予防効果

カルコンが内臓脂肪を減少させると、アディポネクチンというホルモンが活性化され動脈硬化が抑制されると共に、このホルモンの影響でインスリンの働きも活発化します。
インスリンは体内で血糖値をコントロールするホルモンですが、その働きに異常が表れると血糖値のコントロールができなくなり、糖尿病が発症する場合があります。
カルコンの働きの結果、アディポネクチンがインスリンの働きを活性、正常化することで血糖値が正常に保たれ、糖尿病が予防されます。

3-4.血行を良くする効果

カルコンには血管を拡張させて血行を改善する効果もあります。
血行が改善すると身体中に酸素や栄養がしっかりと行き渡るため、身体全体の健康に繋がります。

4.カルコンの過剰摂取による症状

カルコン自体の過剰摂取による症状は今のところ正式には報告されていません。
しかし、カルコンが含まれる明日葉や、明日葉の青汁を過剰に摂取した場合にはカルコン以外の栄養素も大量に摂取することになるため、様々な症状が表れる恐れがあります。
普段の食事ではバランスの良いメニューを心掛け、明日葉の青汁を飲む際も用量を守って飲むことで安全にカルコンを摂取するようにしましょう。

5.カルコンの不足による欠乏症

カルコンは明日葉特有のフラボノイドであるため、明日葉や明日葉の青汁を摂取しない人は補給することができません。
しかし、カルコンは人体に必ずしも必要な栄養素ではないため、摂取しなくても欠乏症になる恐れはないといえるでしょう。
ただし、当然ながら明日葉や明日葉の青汁を摂取しないとカルコンの効果は得られませんので、カルコンの効果を得たい人は明日葉の青汁などを飲むようにして、意識してカルコンを摂取するようにしましょう。

6.カルコンの効果を高めるといわれる食品

明日葉のカルコンの効果を高める実験の結果、大豆に含まれている大豆イソフラボンがカルコンの効果を高めることが分かりました。
カルコンの効果をより高めたい人は大豆食品と共に明日葉の青汁などを摂ることをおすすめします。
粉末タイプの明日葉の青汁でしたら、豆乳に溶かして飲むことで簡単にカルコンと大豆イソフラボンを同時に摂取できます。

7.明日葉の青汁からカルコンを摂取しましょう

いかがでしたでしょうか?カルコンは明日葉特有の栄養素です。
人体に必須の栄養素ではありませんが、その優れた健康効果から、身体をより健康に導いてくれます。
明日葉の青汁を飲むことでカルコンを摂取し、カルコンの効果を実感しましょう。

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