青汁の添加物(ベニバナ色素・クチナシ色素)
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青汁の添加物(ベニバナ色素・クチナシ色素)

食品には色味をつける目的で色素が添加される場合があります。
食品に使用される主な色素にはベニバナ色素・クチナシ色素の2種類があります。
今回はこの2つの色素について詳しくお伝えします。

1.食品添加物としての色素

色素には化学的に合成されたものと天然由来のものがあり、ある色素成分を元に作られた着色用の物質は、着色料と呼ばれています。
着色料はその名の通り食品や工業製品などに色をつける目的で使用されています。
そして、食品に色をつけることや色味を強化する目的で使用される着色料は食品添加物として分類されます。
ある色素が食品添加物として使用可能になるためには、食品安全委員会という食の安全を行政レベルで管理する団体の審査に合格する必要があります。
審査の結果、一定の基準内で発ガン性や毒性が認められないものが食品用の着色料として使用可能となります。
しかし、食品を元に作られていた一部の色素が食品衛生法の改正後に使用が禁止になった例もあります。
一例を挙げると、アカネ色素と呼ばれるセイヨウアカネという植物から作られた色素に発ガン性が認められ、使用禁止となりました。
このように植物由来の天然の成分でも人体に悪い影響があるものがありますが、現在使用されている食品添加物としての色素については、改正後の食品衛生法の安全基準を満たして使用されています。
そのため通常の用量を守って飲んでいる分には危険性は少ないといえるでしょう。

2.青汁に添加される色素

青汁にも着色料が添加される場合があります。
無添加でケールなどの原料のみを使用している青汁は原料の色である緑色をしていますが、果汁など色々な成分を混合した青汁は色味が変わるものもあります。
そのような青汁を、青汁のイメージ通りに美しい緑色にするためなどの目的で着色料が使用されています。
青汁に使用されている主な着色料の成分はベニバナ色素とクチナシ色素です。
ここではこの2種類の色素について詳しくお伝えします。

2-1.ベニバナ色素

ベニバナ色素はベニバナという美しい黄色い花が咲く植物から作られる色素です。
ベニバナは別名紅花(こうか)とも呼ばれています。
ベニバナは古代エジプトですでに利用されていた植物で、エジプトのミイラの衣類からもベニバナの成分が発見されています。
時が経つと共にベニバナは世界中に広がり、日本へも平安時代にはすでに伝えられ、栽培が始められていました。
ベニバナは色素を食品添加物としてする他にも、花を乾燥させて生薬として用いたり、茎や葉を乾燥させてお茶を作ることや、種からサフラワー油と呼ばれる油を作ることもできます。
このサフラワー油は性質的に健康に良い油とされ、高品質な油として販売されています。
このようにベニバナは色素が着色料として利用される他にも様々な利用法がある植物です。
そのため長い間世界中で利用されている植物なので、ベニバナ色素も安全性が高い色素であるといえるでしょう。
ベニバナからはカルタミンとサフラワーイエローという2種類の色素を得ることができます。
カルタミンは赤系の色素で、主に化粧品や高品質な衣類などの着色に使用されます。
サフラワーイエローは黄色系の色素で、こちらも衣類の着色に使用されますが、食品の着色にも使用されます。

2-2.クチナシ色素

クチナシ色素もベニバナ色素と共に広く使用されている色素です。
クチナシ色素はクチナシという植物から得ることができます。
クチナシは日本を含めた東アジア原産の植物で、夏に白い花を咲かせ、この花は強い香りを放ちます。
花が咲き終わると山梔子(さんしし)と呼ばれる実がなりますが、この実を乾燥させたものから食品にも使用される色素が得られます。
また、乾燥させた実は生薬としても利用されます。
生薬として利用される場合には、全身の血行促進や眼精疲労を改善して視覚機能の向上などの効果を期待することができます。
しかし、クチナシ色素は色素成分を抽出して使用しているので、それらの健康効果を期待することはできません クチナシ色素は日本でも昔から馴染みのある色素で、クチナシの実をアルコールに浸して色素を抽出する方法などで得た黄色い色素を栗きんとんなどの着色に使用してきました。
また、実から抽出した成分を酵素で反応させることで青系や赤系の色素を得ることもできます。
これらは青汁やその他の様々な食品に着色料として使用されます。

2-3.青汁にはベニバナ色素とクチナシ色素を組み合わせて使用することがある

この世界に存在する色は2色以上の色を組み合わせることで他の色を生みだすことができます。
例えば色の三原色は赤、青、黄色で、光の三原色は赤、青、緑です。
この三色の配合や量の割合の違いで様々な色が生みだされます。
テレビなどの映像もこの三原色を元に映しだされています。
また、絵の具なども赤と白を同じ量で混ぜるとピンク色になります。
この原理を応用して青汁に着色する際もクチナシ色素の青系であるクチナシ青色素と、ベニバナ色素の黄色系であるベニバナ黄色素を混ぜて使用することで青汁の着色に必要な緑色を作りだします。
もちろん混ぜて使用しても安全な組み合わせで目的の色が作りだされます。
また、中には着色前の青汁の色とのバランスを考えて、ベニバナ色素かクチナシ色素のどちらか1種類のみを使用する場合もあります。

3.ベニバナ色素・クチナシ色素の安全性

先程も述べましたが、現在使用されているベニバナ色素・クチナシ色素は食品衛生法の改正後に改めて審査されて使用が認可された色素です。
そのため安全性が高いといえるのですが、クチナシ色素の動物実験では下痢などの症状が表れた例があります。
しかし、このような実験では大量のクチナシ色素の投与がなされており、普段の食事から摂取する量では問題ないといわれています。
ただし、人によっては何らかのアレルギー反応がでる場合も考えられます。
アレルギー反応を引き起こす原因物質は人により様々です。
天然由来の色素であるベニバナ色素やクチナシ色素が原因物質になる可能性もあるので、その場合はそれらが添加された食品の摂取を控えることになります。
また、青汁以外からも、複数の食品から同時に同じ種類の色素を摂取することで過剰に摂取することになる場合も考えられます。
色素の過剰摂取を防ぐには食品の成分表示を見て同じ種類の色素を同時に摂取することを避けるようにしましょう。

4.自分の身体の反応を大切にしましょう

いかがでしたでしょうか?現在国内で食品に使用されている色素は安全性が高いものがほとんどです。
ベニバナ色素・クチナシ色素が添加された青汁も基本的には安全であるといえるでしょう。
しかし、身体の反応には個人差があります。
例えば大豆やそば粉など、多くの人には問題のない食品でもアレルギー反応が起こる人もいます。
ベニバナ色素・クチナシ色素を摂取することで体調不良になる可能性がある人もいるのです。
自分の身体の反応を大切に、もし異常が見られる場合はベニバナ色素・クチナシ色素が含まれた青汁を控えることも必要です。
青汁は健康を維持するためや、より健康になるために飲む飲み物です。
自分の身体の反応を大切に、自分に合う青汁を飲むようにしましょう。

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