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青汁の加工方法(粉砕・マイクロパウダー製法)

青汁の加工法には「粉砕」という工程があります。
この工程により青汁の原料は粉末化されるのです。
この粉砕という加工方法の中で、通常の粉末よりもさらに細かい粉末に加工する製法を「マイクロパウダー製法」と呼びます。
今回は青汁の加工法の中の「粉砕」と「マイクロパウダー製法」についてお伝えします。

1.素材の栄養を丸ごと摂取できる「粉砕」という加工方法

青汁は素材である植物の栄養をより多く、より新鮮な状態で、より吸収率が高くなるように工夫されています。
加工方法を工夫することで優れた品質の青汁が作られます。
青汁が世に普及し始めてからすでに70年ほどの年月が経過しています。
最初の頃の青汁は青汁の素材を搾ってできた液体タイプでした。
その後青汁の加工技術が進歩すると共に新しい加工方法が生まれます。
「粉砕」という技術も青汁が普及してゆく過程で生まれた比較的新しい技術です。
粉砕は青汁を殺菌、乾燥、異物除去などをした後に粉砕機に投入して行われます。
この工程を経ることで青汁を粉末化します。
そのままでは摂取しにくく栄養の吸収率も良くない状態の素材を摂取しやすく、栄養の吸収率も高める大切な工程です。
因みに液体タイプの青汁を作る工程には「粉砕」と似た工程の「破砕」という工程がありますが、こちらは素材から汁を搾る搾汁の前に搾りやすくするための工程で、素材を粉末化する「粉砕」とは違う工程です。
搾汁され作られた青汁は粉砕されて作られた青汁よりも短時間で作ることができるためにより鮮度が保たれるという利点がありますが、粉砕されて作られた青汁には素材を丸ごと摂取できる利点があります。

2.微細粉末化という専門技術

信頼できるメーカーで製造されている青汁は大型の粉砕機で作られます。
粉砕機に投入された青汁は微粉末化されます。
微粉末とは通常の粉末よりもはるかに小さく粉砕された状態の粉末のことです。
ある青汁メーカーの粉末機で作られる青汁粉末は粉末一粒の径が約20μmです。
これは約0.02mmという大きさで、とても小さく粉砕されていることが分かります。
これだけ小さく粉砕されているので粉末タイプの青汁はとても軽く、栄養の吸収率も高いのです。
粉砕機の中には特許を取得したものもあり、微細粉末化の後に青汁粉末を顆粒状にする工程を追加して水に溶けやすくしたものもあります。
このように粉末化の技術も年々進化しているのです。

3.マイクロパウダー製法ではさらに細かい粉末に加工できる

粉砕されて加工された青汁は、粉末一粒の径が約20μm(0.02mm)と非常に細かい粉末状に加工されています。
マイクロパウダー製法も広い意味では粉砕という加工方法のひとつですが、マイクロパウダー製法では青汁の原料をさらに細かく加工できる機械を使用して、より粉末一粒の径が小さな粉末タイプの青汁を加工できます。
あるマイクロパウダー製法での青汁の加工方法を採用しているメーカーの青汁は、粉末一粒の径が約10μmです。
10μmは0.01mmです。
これは通常の粉砕された粉末タイプの青汁の粒の径の半分の大きさです。
マイクロパウダー製法で加工された青汁粉末が非常に小さいことが分かると思います。

4.粉砕、マイクロパウダー製法で作られた青汁の特徴

粉砕されて加工された青汁と、マイクロパウダー製法で加工された青汁には以下のような特徴があります。

4-1.水に溶けやすい

粉砕され微粉末化した青汁は水に溶けやすくなります。
ただし、とても軽いためグラスに注いだ飲み物に直接スプーンなどで溶かすと均一に溶かしにくい場合がありますので、粉末タイプの青汁専用シェイカーを使用して溶かすと簡単に、均一に溶かすことができます。
専用シェイカーは粉末タイプの青汁を定期購入するとプレゼントされたり、安価で通販などで購入することができます。
また、通常の粉砕加工された青汁よりもさらに細かい粒として加工されたマイクロパウダーの青汁は、一般的な粉末状の青汁よりも水に溶けやすい性質があります。
そのためグラスに注いだ飲み物に直接スプーンで溶かすことができます。
ダマになり残ることもなく、きれいに水などに溶けるので、均等に混ざった青汁を飲むことができます。
ただし、どちらの青汁も混ぜる前の乾燥した状態では空気中に舞いやすいので開封後は速やかに混ぜるようにしましょう。

4-2.栄養の吸収率がよい

粉砕加工された粉末タイプの青汁、マイクロパウダー製法で加工されたマイクロパウダーの青汁はどちらも栄養の吸収率が高まっています。
食物は体内で胃酸などの作用で分解されますが、硬く大きい食品を消化するには時間がかかります。
その分より多くのエネルギーが消化吸収するために必要ですが、粉砕加工された粉末タイプの青汁、マイクロパウダーの青汁は微細な粉末状のため、消化活動にかかるエネルギーも少なくて済み、体内で速やかに消化吸収されます。
野菜から粉砕加工された青汁、マイクロパウダーの青汁と同じ量の栄養を摂取しようとすると、野菜を消化するために大きなエネルギーを必要としますが、粉砕加工された青汁やマイクロパウダーの青汁の場合は少ないエネルギーの消費で済むので効率的です。
生の野菜を調理して摂取することも大切ですが、不足分の野菜の栄養素を胃腸への少ない負担で補うには粉砕加工された粉末タイプの青汁やマイクロパウダーの青汁が適しています。

4-3.料理に混ぜやすい

粉砕加工された粉末タイプの青汁やマイクロパウダーの青汁は粒がとても細かいために料理に混ぜる際に混ぜやすいといわれます。
また、パウダー状の粒子が細かいために料理に混ぜると青汁の味がかなり抑えられるので、青汁の味が苦手な人でもおいしく青汁を混ぜた料理を食べることができるでしょう。
どちらの青汁を使用してもカレーや味噌汁、ホットケーキやかき氷など工夫次第で色々なレシピが作れます。
これは青汁の素材の粉砕やマイクロパウダー製法という革命的な技術のおかげです。
色々な料理に青汁を混ぜて健康に良い青汁レシピを楽しみましょう。

5.家庭で青汁の素材を粉砕する方法

家庭で青汁の粉砕の工程を実現することは困難です。
大規模な工場にあるような粉砕機が家庭では使用できないからです。
しかし、抹茶を作るときに使われる昔ながらの碾き臼を使用すればメーカーの製造する青汁のような微粉末化はできないものの、青汁の素材を粉砕することはできます。
しかし、碾き臼で粉砕をするにはその前に青汁の素材を乾燥させることが必要です。
青汁の素材をお茶のようにじっくりと天日干しにした後に碾き臼を使用して粉砕します。
電子レンジなどを使用して急速に乾燥させることもできますが、そのために失われたり減少するビタミンCなどの栄養素があるのであまりおすすめしません。
より簡単に家庭で青汁を作るには、生の素材をジューサーで搾ることで作ることができる搾汁式の方が良いでしょう。

6.粉砕、マイクロパウダー化された青汁の栄養素

粉砕加工やマイクロパウダー製法で作られた青汁は、一回で飲み切ることができるようにスティックに小分けにされて販売されます。
スティック一袋で大体3gから4gほどの青汁粉末が入っています。
この粉末タイプの青汁にはメーカーにより差がありますが、野菜に換算すると約40gから100gほどの栄養素が含まれています 粉末タイプの青汁の種類によっては酵素などが失われてしまう場合もありますが、わずか3gほどで40g以上の野菜の栄養素を摂取できる粉末タイプの青汁は優れた健康食品といえるでしょう。
因みに酵素など加工過程で失われやすい栄養素を特殊な製法でしっかりと残した粉末タイプの青汁もあります。
粉末タイプの青汁を購入する際はパッケージなどをよく見て補給したい栄養素が含まれているか確認すると良いでしょう。

7.携帯に便利な粉砕加工された青汁とマイクロパウダーの青汁

粉砕されて製造された青汁は主に粉末タイプの青汁として販売されます。
(中には再び水分を戻して液体タイプとして販売されるものもあります)
粉末タイプの青汁やマイクロパウダーの青汁は軽くて場所もとらないので携帯に便利です。
外出先やオフィスなどへも気軽に持ってゆくことができ、青汁を飲むことができます。
粉砕加工された青汁、マイクロパウダーの青汁はより多くの人の生活スタイルに合う青汁といえるでしょう。

8.粉砕という革命的な技術

青汁は長い間液体タイプのものが主流でした。
しかし、粉砕の技術が進歩することで良質な粉末タイプの青汁が開発されて普及が始まり、今では粉末タイプの青汁にも多くの種類のものが販売されており、液体タイプと並んで青汁の代表的なタイプとなりました。
マイクロパウダー製法の青汁は通常の粉砕加工された青汁よりもさらに細かい粉末状のため、より水に溶けやすく、消化の効率も向上しています。
青汁は粉砕されることでより栄養の吸収率が高まり、さらに様々な飲み方や食べ方ができるようになりました。
また、マイクロパウダー製法で加工された青汁は、粉砕加工された通常の粉末タイプの青汁のメリットをより向上させた青汁です。
どちらの加工方法で製造された青汁も、青汁をより身近で飲みやすいものへと変えました。
今後も青汁の代表的な加工方法として広まることでしょう。

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