青汁の栄養素(ポリフェノール)
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青汁の栄養素(ポリフェノール)

青汁の栄養素のひとつであるポリフェノールは、人体に摂取すると様々な健康効果を発揮します。
青汁は原料の違いにより含まれるポリフェノールの種類が変わります。
今回は青汁の栄養素、ポリフェノールについてお伝えします。

1.青汁の栄養素、ポリフェノールの特徴

青汁の栄養素のひとつ、ポリフェノールは植物の色素を構成する成分です。
植物の種類により、含まれているポリフェノールの種類が変わる場合も多く、約5000種類ものポリフェノールが確認されています。
このポリフェノール人間が摂取すると苦みや渋みを感じます。
しかし、ポリフェノールには健康に良い効果があるので積極的に摂取すべき成分であるといえます。
ポリフェノールには種類ごとに個別の効果や作用がありますが、すべてのポリフェノールには強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは余剰に発生した活性酸素を除去してくれる作用のことです。
この作用のお蔭で身体は活性酸素の害より守られ、健康を維持することができます。
特に活性酸素が増えすぎると細胞のDNAを傷つけてしまい、細胞の正常な生まれ変わりが妨げられてガン化してしまったり、細胞自体の活力が失われて老化が進んでしまうことがあります。
青汁などからポリフェノールを摂取することで活性酸素を除去することができ、活性酸素の害から細胞を守ることができます。
そうすることで細胞の老化を遅らせたり、ガンを予防することに繋がります。
植物の中には数百年から数千年生きることができるものが存在しますが、その長寿の理由のひとつがポリフェノールの抗酸化作用と考えられています。
人間も安定的にポリフェノールが含まれている青汁などの食品を摂取することでその恩恵を得ることができます。
肉や乳製品を多く食べるフランス人が、同じような食生活をしている他の国の人々よりも生活習慣病での死亡率が少ない理由のひとつが、フランス人の多くが赤ワインを飲むからだといわれています。
赤ワインにはポリフェノールが多く含まれており、ポリフェノールの作用によって生活習慣病が予防されていると考えられているからです。
ポリフェノールの多くは植物の実や葉、茎に含まれています。
渋みや苦みを強く感じる植物ほど多くのポリフェノールが含まれている傾向にあります。
これはポリフェノール自体が植物の渋みや苦みのもとのひとつだからです。
また、ポリフェノールは植物の色素成分でもあるので、ブルーベリーや茶葉などの色の濃い植物の部位にも多く含まれています。
実際にそれらポリフェノールが多く含まれる植物から作られた食品やサプリメントには多くのポリフェノールが含有されており、高い健康効果が期待できます。
ポリフェノールは植物特有の栄養素ですが、積極的に摂取すべき栄養素といえるでしょう。

2.代表的な青汁の原料に含まれるポリフェノールの種類とその効果

青汁には種類ごとにそれぞれ違う種類のポリフェノールが含まれています。
それぞれの青汁の原料に含まれているポリフェノールの種類を見てゆきましょう。

2-1.ケールに含まれているポリフェノール1・ケルセチン

ポリフェノールの一種であるケルセチンは、ビタミンと似た働きをする成分で、そのような物質はビタミン様物質といわれる物質に分類されます。
ケルセチンはビタミンCの働きを助ける成分として知られています。
玉ねぎやリンゴに多く含まれていますが、青汁の代表的な各原料であるケールにも多く含まれています。
ケルセチンには以下のような様々な健康効果があります。
まず挙げられる効果は動脈内のコレステロールの蓄積を防ぎ、コレステロールが原因で発生する動脈硬化を防ぐ効果です。
ほかに、ケルセチンには血管自体のしなやかさや健康を保つ効果もあります。
さらに血管内を流れる赤血球の健康や正常な働きを守る効果もあります。
赤血球は健康で正常な状態ではスムーズに細い血管内でも通ることができます。
ケルセチンの効果で血管と赤血球の健康が保たれると良い血流が維持されるので、身体中に栄養や酸素が十分に行き渡り、老廃物も速やかに排出されるので全身の健康が保たれやすくなります。
ケルセチンには炎症を抑える効果もあります。
特に関節の痛みを抑える成分として注目されており、関節の軟骨の形成を助ける成分と共にケルセチンを摂取することで、年々増加しつつある関節痛の患者を減少させる効果が期待されています。

2-1-1.ケールに含まれているポリフェノール2・ルチン

ルチンもケルセチンと共にケールに含まれているポリフェノールの一種です。
ルチンもケルセチンと同様にビタミンに似た働きをするビタミン様物質に分類される成分です。
ルチンはビタミンCの吸収を助ける成分ですが、ルチン自体にも様々な健康効果があります。
ルチンの効果のひとつに血管の強化が挙げられます。
ルチンは血管や毛細血管を強化し、その弾力を保つ働きや、弾力を失ってしまった血管に弾力を戻す働きがあります。
その働きにより血流を改善し、動脈硬化やそのほかの血液の循環に関わる病気の予防に力を発揮します。
また、ルチンの働きで毛細血管が強化されると歯茎からの出血などの血管の弱さから発症する疾患を防ぐことも期待できます。
そのほかにもインスリンの分泌を促して糖尿病の予防をする効果や、抗酸化作用により脳細胞の活性酸素による酸化を防ぎ、認知症やそのほかの脳の障害を防ぐ効果も期待されています。

2-2.大麦若葉に含まれているポリフェノール・フェルラ酸

大麦若葉にはフェルラ酸というポリフェノールが含まれています。
フィルラ酸は米などの穀物にも含まれており、米ぬかから抽出する技術もありますが、この方法で抽出されたフェルラ酸や化学合成されて生成されたフィルラ酸は食品の酸化防止剤や化粧品の成分として使用されます。
栄養として摂取するには大麦若葉の青汁が良いでしょう。
フィルラ酸の効果はほかのポリフェノールと同様、その抗酸化作用により悪玉コレステロールが増加することを防ぎ、悪玉コレステロールが原因で発症する動脈硬化や高血圧を予防する効果があります。
また、フィルラ酸の特徴として、脳細胞を守り、ダメージを負った脳細胞を修復する作用があることが実験により確かめられています。
このため大麦若葉などからフィルラ酸を摂取すると認知症の予防や思考能力、学習能力の向上効果が期待できます。
ただし、深刻なレベルの認知症を発症してからの回復はフェルラ酸の摂取だけでは困難なため、普段からの安定的な摂取を心掛けることで脳細胞を守り、その健康を維持することが大切です。
フェルラ酸には美白効果も期待できます。
フェルラ酸はシミやそばかすの原因となるメラニン色素を生成する酵素に影響を与えてメラニンの生成を抑え、シミやそばかすの発生を防ぎ、透明感のある美しい肌の維持をする効果もあります。
このようにフェルラ酸には高血圧の予防や脳細胞の健康維持から美白効果まで、健康と美容に大きな力を発揮します。

2-3.明日葉に含まれているポリフェノール1・カルコン

青汁の代表的な原料である明日葉にはカルコンというポリフェノールが含まれています。
カルコンは明日葉特有のポリフェノールで、明日葉の茎を切ると黄色い色の液体がでてきますが、その液体にカルコンが含まれています。
カルコンには高い抗酸化作用があり、血液内の脂肪の酸化を防ぎ、酸化した脂肪が血管や血液の質を劣化させることを防ぎます。
この抗酸化作用にはほかのポリフェノール同様活性酸素の害から身体を守る働きがあります。
そのほかにもカルコンには内臓脂肪を減少させる働きもあります。
内臓脂肪が減少するとアディポネクチンというインスリンの働きを正常化するホルモンの分泌が促進されます。
インスリンは血糖値を下げる働きがあるホルモンで、正常に分泌されることで糖尿病を予防します。

2-3-1. 明日葉に含まれているポリフェノール2・クマリン

明日葉にはカルコンのほかにもクマリンというポリフェノールも含まれています。
クマリンは香りを生みだす成分で、香料として使用している国もありますが、日本では現時点では香料としての使用は認められていません。
クマリンには様々な健康効果がありますが、長期間大量に摂取すると肝臓の機能を弱める可能性があるため、ヨーロッパの組織の中では1日のクマリンの摂取量を体重1㎏あたり0.1mgと定めています。
ただし、明日葉の青汁などから通常の食事の範囲で摂取する分には問題ないといえます。
クマリンには細菌を死滅させて細菌の繁殖を防ぐ効果があります。
また血液を固まりにくくする働きがあり、血流の改善や血栓ができることを予防し、血栓が原因で発症する心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ効果があります。

3.青汁を飲み、高い健康効果があるポリフェノールを摂取しよう

いかがでしたでしょうか?今回紹介したように青汁の原料にはポリフェノールが含まれています。
すべてのポリフェノールには高い抗酸化作用がありますので、どの原料の青汁を飲んでも抗酸化作用による活性酸素の害から身体を守る効果を得ることができます。
しかし、原料の違いでポリフェノールの種類が変わると得られる固有の効果も変わります。
ご自身が望む効果を持つポリフェノールを含む青汁を飲むことで、その効果を得ることができます。
植物の長寿を支えるといわれるほどポリフェノールの効果は高いのですが、その効果を維持するには安定的に摂取する必要があります。
毎日安定的に青汁を飲むことでポリフェノールをしっかりと摂取して、その効果を実感してゆきましょう。

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