青汁の栄養素(セレン)
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青汁の栄養素(セレン)

セレンはとても微量に含まれる栄養素で、青汁の原料ではケールに含まれています。
今回は微量ですが大切な働きをするセレンについてお伝えします。

1.青汁の栄養素、セレンの基礎情報

セレンはミネラルの一種です。
元素記号はSeで、月の女神を意味するSeleneから名付けられました。
セレンは他のミネラル類に比べて毒性が強く、長年毒物として認識されてきましたが、近年の研究で人体にとって必須の微量ミネラルであることが分かりました。
セレンは自然界では広く土壌や海水に含まれていて、食品中に含まれるセレンは、その食品の産地の海水や土壌のセレンの含有量に影響されます。
セレンは魚介類や藻類、肉類などに比較的多く含まれている栄養素です。
青汁の原料ではケールに含まれていることが分かっていますが、セレンの食品中の含有量のデータはまだ少なく、今後の研究でその他の原料でもセレンが含まれていることが分かるかもしれません。
セレンが多く含まれる食品は海産物であることが多く、海産物を多く摂取する日本の食文化は、セレンを十分に摂取できる環境を作りだしています。
セレンは亜鉛と共に精子の生産に関わる栄養素です。
亜鉛が精子に含まれていることはよく知られていますが、セレンも精子に含まれています。
セレンは精子の形成に大切な役目があるといわれています。

2.厚生労働省が推奨するの1日セレンの推奨摂取量

セレンは健康な成人の場合、体内に約15mg常に存在しています。
厚生労働省が推奨するセレンの1日の推奨摂取量は、成人男性で30μg、成人女性で25μgです。
1μg=0.001mgですので、その推奨摂取量はとても微量であることが分かります。
しかし、1日の推奨摂取量がわずかで体内に存在する量も多くないセレンには、セレンにしかない様々な作用があり、人体に必要なミネラルなのです。

3.代表的な青汁の原料に含まれるセレンの量

青汁の原料の中ではケールにセレンが含まれていることが分かっています。
ケールには原料100g中に約4μgのセレンが含まれています。
ケールはキャベツやブロッコリーの原種といわれている南ヨーロッパ原産の野菜です。
その高い栄養価と生命力の強さから、強い苦みがあるにも関わらず青汁の原料として長年使用されている野菜です。
ケールから作られた青汁を飲むことで、セレンを始め、様々なミネラル類やビタミン類、食物繊維などの栄養素を摂取することができます。
セレンの1日の推奨摂取量は25μgから30μgですので、ケールの青汁だけでは推奨摂取量のセレンを摂取することはできませんが、他の食品からの摂取で足りない分のセレンを補うことができます。

4.青汁の栄養素、セレンの効果

ケールの青汁に含まれるセレンには以下のような効果があります。

4-1.ガンの予防や抑制効果

セレンにはガン細胞の増殖を抑えてガンの予防や抑制効果があるといわれています。
この効果はガン患者の血液中のセレンの濃度が低いことや、ガンで死亡する人が多い地域のセレンの土中の濃度が低かったことから研究されました。
研究の結果、実際に関連性があることが指摘され、特に肺ガンや前立腺ガンなどの抑制にセレンが関わっていると報告されています。
このことからセレンにはガンを予防し、ガン細胞を抑制する効果があるといわれています。

4-2.病気や年齢以上の老化を防ぐ効果

セレンは強い抗酸化作用があるビタミンCを再構成する働きがあります。
一度壊れたビタミンCを再生し、再び抗酸化作用を発揮させます。
また、セレンには過酸化脂質を抑える働きもあります。
過酸化脂質は老化を進行させる物質のひとつですが、セレンを摂取することで過酸化脂質を抑える酵素が生成され、その増加を抑えることができます。
この効果はビタミンEと共にセレンを摂取することで高まるといわれています。
そのほかにも体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きもあり、不飽和脂肪酸の酸化により引き起こされる動脈硬化や様々な生活習慣病を防ぐ効果が期待できます。

4-3.カドミウム、水銀の毒を軽減する効果

セレンにはカドミウムや水銀の毒を軽減する効果があります。
そのためそれらの毒で中毒症状が起きることを防いだり、その症状を軽減させる効果が期待できます。

5.セレンの過剰摂取による症状

セレンは他のミネラル類と比べて毒性が強く、1日の摂取量の上限は300μgに定められています。
必要以上にセレンを摂取すると、腹痛や下痢、吐き気や脱毛などの症状が表れ、大量に摂取すると呼吸困難や腎不全、場合によっては心筋梗塞なども発症します。
セレンは普段の食事やケールの青汁から摂取する量で十分まかなえる栄養素ですので、必要以上に摂取しないように注意しましょう。

6.セレンの不足による欠乏症

セレンは日本の食文化では不足することが少ない栄養素ですが、長期間食事が十分にできない際などに欠乏する可能性があります。
セレンの欠乏症には、抵抗力の低下や脱毛やシミの増加などの髪や皮膚のトラブル、不整脈や動脈硬化、精子の生産力の低下などがあり、最悪の場合心臓が停止する可能性もあります。

7.青汁からセレンを摂取するにはケールの青汁を飲みましょう

セレンは微量な量で十分に機能する栄養素です。
普段の食事でバランスよく栄養を摂取することを心掛けていれば不足することはないといえますが、普段の食事のバランスが悪い場合はケールの青汁でセレンを補うことができます。
身体に必要なセレンをしっかりと補給し、健康な身体を維持しましょう。

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