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高齢者のための青汁

青汁は幅広い年齢層の人が飲める健康飲料です。
実際に多くの人が青汁を飲み、健康効果や美容効果を実感しています。
そんな青汁は、高齢者のためにも効果的なのでしょうか?
今回は、高齢者のための青汁について詳しくお伝えします。

1.青汁は高齢者にもおすすめ

人間の身体は年を重ねると自然に老化します。
自然な老化は誰にでも訪れるものです。
しかし、健康に気をつかい、適度な運動や規則正しい生活、栄養バランスを意識した食生活など、自分に合う健康法を実践している人は、個人差はありますが通常よりも老化の進行を遅らせ、長寿の全うも可能です。
健康法の中で、誰にでも実践可能で簡単にできるものが食生活を改善する方法です。
私たちの身体は必要な栄養を十分に補給しないと、その機能や健康を維持できません。
そのため十分な栄養の摂取が肉体の機能を維持し、老化を遅らせるために必要です。
後ほど詳しくお伝えしますが、青汁には高齢者が不足しがちな植物性の栄養素が含まれており、食生活の改善に最適です。
現代人は野菜不足の傾向にあるため、青汁から植物性の栄養素を補給すると、食生活の改善につながります。
また、青汁には老化の進行そのものを遅らせる成分も含まれています。
これらの理由から、青汁は高齢者におすすめの飲み物といえます。

1-1.青汁の生みの親は97才まで生きた

実際に青汁の効果をご自身の身体で実証された方がいます。
青汁の普及にその生涯を捧げた遠藤仁郎博士です。
遠藤博士は1940年代に岡山県の倉敷を中心に、自身で製造法を考えだした青汁の普及を開始しました。
遠藤博士は自分でも青汁の摂取を続け、自らの健康に役立てながら、院長を務めた病因の病院食や、学校の給食に青汁を採用、青汁をどんどんと広めてゆきます。
その結果、青汁の健康効果が評判を呼び、青汁は次第に広がり始め、やがて多くの人々が青汁を飲み健康を維持するようになりました。
遠藤博士は1997年に、97才でこの世を去りました。
晩年も自分で畑を耕すなど、健康な身体を維持していたといいます。
遠藤博士が健康なまま平均年齢を大きく超える長生きができた理由は、青汁の摂取を継続したことが大きいようです。
因みに遠藤博士の青汁は、原料にケールを使用していました。
ケールは現在でも多くの青汁に使用されており、青汁の代表的な原料のひとつとされています。

2.高齢者におすすめのワケ

なぜ青汁は高齢者の健康維持や、老化の進行を遅らせる効果があるのでしょうか?
それは、青汁が高齢者に必要な栄養素や、不足しがちな栄養素を含んでおり、簡単にそれらの栄養素が摂取できる飲み物だからです。
この章では、高齢者が不足しがちな栄養素や、老化の進行を遅らせる効果のある栄養素について紹介します。

2-1.亜鉛

亜鉛は細胞分裂や生殖機能の維持、味覚を感じる味蕾という部位の正常な働きの維持などに必要な成分です。
亜鉛は牡蠣や牛肉に多く含まれていますが、普段の食事で不足しがちです。
生殖機能の維持に必要な成分なので、若者に必要な成分というイメージを持つ人もいますが、高齢者の健康維持にも必要な成分です。
特に高齢者の味覚の維持に亜鉛は必要です。
味蕾の細胞は、生まれて間もない赤ちゃんにはおよそ1万個あるとされています。
しかし、年を重ねるごとに徐々に減り、高齢者では数千個まで減少するといわれています。
味蕾の減少は加齢と共に誰にでも起きるので、予防はできませんが、亜鉛のしっかりと摂取すると、正常な味蕾を維持できるので、味をしっかりと感じられる味覚を守ることができます。
また、亜鉛は髪の毛や爪の細胞の健康にも関わる成分です。
亜鉛の十分な補給は、抜け毛や白髪の予防や軽減、爪の歪みなどを抑える効果も期待できます。
亜鉛の高齢者の推奨摂取量は、男性で1日9mg、女性で7mgです。
青汁は亜鉛が含まれていますので、手軽に亜鉛を補給するために適しているといえます。

2-2.鉄

鉄は赤血球に存在するヘモグロビンが、全身に酸素を行き渡らせるために必要な成分です。
そのため鉄が不足すると、酸素の供給が滞ってしまうので、貧血の症状が表れます。
貧血の原因は銅の不足など、鉄不足の他にも考えらえますが、9割以上の原因は鉄不足にあるといわれています。
高齢者は食が細くなり、様々な栄養素が不足しがちです。
鉄もそのうちのひとつで、高齢者の10人に1人がかかるといわれている貧血の原因とされています。
高齢者の場合、貧血がその他の病気の症状に紛れて発見が遅れる事例が多く、症状が重くなると寝たきりになってしまう可能性もあります。
高齢者の貧血を予防、改善するために、日ごろから青汁などからの鉄の摂取を心掛けると良いでしょう。
高齢者の鉄の推奨摂取量は、男性で1日7mg、女性で6mgです。
青汁に含まれている鉄は、非ヘム鉄と呼ばれる、吸収率が比較的低いとされる鉄です。
しかし青汁には鉄の吸収率を向上させるビタミンCも含まれています。
さらに青汁の非ヘム鉄の吸収率を向上させるために、青汁にビタミンCが含まれるレモン果汁などを絞って入れても良いでしょう。

2-3.タンパク質

タンパク質は筋肉を始め、全身の多くの組織の細胞の合成に必要な成分で、1日に必要な量も他の栄養素と比べ、大幅に多い成分です。
70歳以上の高齢者でも、男性で1日に60g以上、女性で50g以上の摂取が必要とされています。
しかし、タンパク質も鉄や亜鉛と同じく食事量の低下に伴い、高齢者が不足しがちな栄養素です。
タンパク質が不足すると、肉体の形成、維持や、各組織の機能の維持が困難となり、全身に様々な症状が表れます。
青汁には植物性のタンパク質が含まれており、植物性タンパク質の補給に適しています。
普段の食事で肉類や魚などから動物性たんぱく質を摂取し、青汁から植物性タンパク質の摂取を心掛けると、バランスの良い配分でタンパク質の補給が可能となるでしょう。

2-4.ビタミンC

青汁に含まれるビタミンCは、美容に良い効果をもたらす成分として有名ですが、高齢者の健康維持、過度な老化防止にも効果を発揮します。
免疫力は加齢と共に徐々に低下してゆきます。
ビタミンCには白血球を強化して免疫力を向上させる効果やビタミンC自体が病原体を攻撃する性質があるため、高齢者の免疫力の正常な働きをサポートします。
また、コラーゲンの生成を促し、コラーゲンが細胞と細胞をしっかりとつなぐ働きを助けます。
その結果、病原体の侵入を減らして身体を守ります。
さらに鉄の吸収率を向上させるので、正常なヘモグロビンの生成を促し、酸素の供給率も向上させます。
さらにビタミンCには強力な抗酸化作用があり、老化の進行を遅らせる効果が期待できます。
老化の原因のひとつが活性酸素の攻撃による細胞の劣化です。
活性酸素は本来、細菌などから身体を守るために必要なものです。
しかし、ストレスや大気汚染などの刺激が原因で余剰に発生すると、細胞も傷つけてしまいます。
活性酸素により細胞が傷つくと、細胞の劣化が進み、正常な細胞分裂も阻害されてしまいます。
その結果、老化が進行してしまいます。
ビタミンCは抗酸化作用により余剰に発生した活性酸素を無害化し、細胞の劣化を防ぐので、不自然な老化の進行を予防する効果が期待できるのです。

2-5.ビタミンE

ビタミンEは別名「若返りのビタミン」とも呼ばれており、ビタミンCと共に老化の進行を遅らせる効果が期待できる成分です。
ビタミンEには、ビタミンCと同様に強力な抗酸化作用があるので、細胞を活性酸素の害から守り、老化の進行を遅らせる効果が期待できます。
さらにビタミンEには、毛細血管を拡張して血行を促進させる働きがあります。
この働きのより血行が促進されると、細胞への栄養や酸素の供給や、老廃物や二酸化炭素の除去のサイクルが活性化されます、その結果、元気な細胞が維持され、老化の進行を遅らせる効果が期待できます。
ビタミンEの高齢者の推奨摂取量は、男性1日750μg、女性で650μgです。
青汁にはビタミンEが含まれており、ビタミンEの補給にも適した飲み物といえます。

2-6.食物繊維

食物繊維は腸の機能の向上や、腸内環境を整える効果が期待できるの成分です。
青汁に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、それぞれ共通の働きや独自の働きがあります。
共通の働きは、どちらの食物繊維も腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を改善する働きです。
善玉菌は加齢と共に減少してゆきます。
そのため高齢者は青汁などから積極的に食物繊維を摂取して、善玉菌を増やす必要があります。
善玉菌の力で腸内環境が改善されると、免疫力の向上や栄養素の吸収率の向上、ビタミンB6などの腸内細菌によっても合成される栄養素の増加などの効果が期待できます。
2種類の食物繊維の独自の働きも高齢者の身体に良い影響を与えます。
不溶性食物繊維には腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発化し、便の排出力を高める働きがあり、高齢者の便秘の予防、改善が期待できます。
水溶性食物繊維には、糖質の吸収を緩やかにして、食後血糖値の急な上昇を防ぐ働きや、コレステロールを吸着して体外に排出させる働きがあり、糖尿病や肥満の予防が期待できます。
高齢者の食物繊維の推奨摂取量は、男性で1日19g以上、女性で17g以上とされています。
多くの青汁は、成分の3割ほどが食物繊維です。
そのため食物繊維の摂取に適しているといえます。

2-7.クロロフィル

高齢者はどうしても身体の機能が低下するので、体内に老廃物や毒素が蓄積しやすくなります。
青汁に含まれるクロロフィルは、老廃物や有害ミネラルを吸着して体外に排出する作用があり、高齢者の身体をそれらの物質の悪影響から守る効果が期待できます。

2-8.カルシウム

カルシウムは骨や歯を構成する主要な成分です。
カルシウムが不足すると、骨や歯がもろくなり、骨折など骨のトラブルがおきる可能性が高まります。
高齢者に多くの患者がいる骨粗鬆症は、カルシウム不足により骨の内部がスカスカの状態になる病気です。
骨粗鬆症になってしまうと、ちょっとつまずいただけでも骨折してしまう危険性が高まります。
骨粗鬆症を予防し、健康な骨を維持するために、高齢者は積極的にカルシウムを摂取するべきといえます。
高齢者のカルシウムの推奨摂取量は、男性で1日700mg、女性で650mgです。
青汁には植物性のカルシウムが含まれているので、カルシウムの補給にも適しているといえます。
また、青汁を飲む際に牛乳で割って飲む飲み方もおすすめです。
動物性と植物性のカルシウムを同時にバランスよく摂取できます。

3.高齢者が摂取する際の注意点

高齢者が青汁を摂取する際には、自分にあう摂取量を見つけることが大切です。
青汁は薬と違い、特に厳密な用法用量は定められていません。
しかし、メーカーが推奨する1日の推奨摂取量があります。
基本的にはこの推奨摂取量を守って飲む分には問題ないのですが、高齢者の中には胃腸の消化吸収力が弱まっている人や、小柄で推奨摂取量では多すぎる人もいます。
もしも推奨摂取量の摂取で胃もたれがしたり、下痢が起きる場合は、青汁の摂取量を減らしましょう。
一度に無理なく飲める量が、その人にとっての適量であるといえます。
万が一摂取量を減らしても症状が治まらない際は、他の原因が考えられますので、医師の診察を受け、適切な対応をしましょう。
自分に合う量の摂取を心掛けると、より安全で確かな効果が期待できます。

4.カロリーが低い青汁

青汁のカロリーは1回分で2kcalから40kcalほどです。
他の食品と比べても低カロリーなので、ダイエットをしている人にも人気です。
しかし、高齢者の場合、普段の食事量が減っている人が多く、1日に必要なカロリーが不足している人もいます。
高齢者の1日に必要なカロリーは、男性で2200kcal、女性で1750kcalほどです。
この量のカロリーは青汁では摂取できませんので、普段の食事でしっかりと必要なカロリーを摂取するようにしましょう。
その上で青汁から高齢者に不足しがちな栄養素や、老化の進行を遅らせる栄養素を摂取すれば、優れた健康効果を実感できるでしょう。

5.末永くお付き合いしたい青汁

いかがでしたでしょうか?高齢者に不足しがちな栄養素を青汁から補給すると、高い健康効果が期待できます。
より確かな効果を期待する人は、できるだけ早い時期に青汁の摂取を始めると良いでしょう。
青汁を世に広めた遠藤博士も、若い頃から青汁を飲み続け、健康を維持したまま長寿を全うしました。
継続が何より大切であると、ご自身の人生で示してくれたといえるかも知れません。
青汁は健康と長寿のため、末永くお付き合いしたい飲み物といえるでしょう。

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