青汁の添加物(増粘多糖類・安定剤)
青汁の口コミとランキング
メインイメージ

青汁の添加物(増粘多糖類・安定剤)

青汁の添加物には色々な種類がありますが、増粘多糖類、安定剤といった添加物をご存知でしょうか?
漢字の意味から大体の使用目的の予想はつくかもしれません。
今回は青汁の添加物のひとつ、増粘多糖類と安定剤について詳しくお伝えします。

1.増粘多糖類とは

増粘多糖類とは、食品に添加される添加物の一種です。
増粘多糖類の使用目的は食品に粘りやとろみをだすことです。
この増粘多糖類という言葉は1種類の添加物を表す言葉ではなく、食品の増粘(粘りを増すこと)を目的として2種類以上の多糖類を使用した際に、それらの多糖類の略称として表示が許可される言葉です。
そのため表示としては同じ増粘多糖類でも、使用されている多糖類の種類や含有量は食品により違いがあります。
増粘多糖類として使用される多糖類にはジャガイモなどから抽出されるデンプン、レモンやライム、リンゴなどから抽出されるペクチンなどがあります。
また、美容効果のあるヒアルロン酸も多糖類の仲間です。
多糖類は主に天然由来のものが使用されていますが、工業用としては化学的に精製されたものが使用されることもあります。

2.安定剤とは

青汁や様々な食品に添加される安定剤とは、食品の形を維持するために食品を接着して固定するための添加物です。
この安定剤の材料は増粘多糖類と同じ多糖類です。
多糖類の組み合わせや配合量の相違で粘度の違いを生み、増粘効果をだすか、安定剤としての効果をだすかが決まります。
その他メーカーの特殊な製法で安定剤としての性質を与える工程がある場合もあります。
青汁ではゼリータイプの青汁の形を維持するために使用されることがあります。

3.増粘多糖類の種類

増粘多糖類や安定剤に使用される主な多糖類には以下のような種類のものがあります。
増粘多糖類はこれらの多糖類を組み合わせて粘りを食品に与えます。
また安定剤は食品を接着して崩れないようにします。
多くの場合、これらの添加物にどの多糖類が添加されているかは省略されて「増粘多糖類」または「安定剤(増粘多糖類)」などと表示されているため不明ですが、中にはひとつひとつ多糖類の名称を記載してある食品もあります。

3-1.カラギーナン

カラギーナンは主に海藻を原料として生成される多糖類です。
乾燥させた海藻を洗浄して遠心分離機などでカラギーナンを抽出します。
現在では相当量のカラギーナンが生成されて多くの国で添加物として使用されていますが、その歴史は古く、紀元前には中国ですでに使用されていました。
現在ではアイスクリームやソースなどの粘りをだすためや、成分の分離を防ぐために使用される他、歯磨き粉や化粧品の安定剤などにも使用されています。

3-2.ペクチン

ペクチンは植物の細胞壁に多く含まれる植物由来の多糖類です。
柑橘類やリンゴなどから抽出されたペクチンが添加物として広く使用されています。
その用途は、添加した食品に粘りをだすことです。
また、酸に強い性質があることからジャムなどをゲル状にするゲル化剤としても使用されています。
ペクチンは体内で食物繊維と同様に胃で消化されずに腸内細菌などの作用で分解されるため、整腸作用があるといわれています。

3-3.タマリンドガム

タマリンドガムは、アフリカ原産のタマリンドという植物の果実から抽出される多糖類です。
タマリンドの果実はそのまま生でも食べられる果実で、ドライフルーツや飲料などにも加工されています。
タマリンドガムは食品に粘りをだすことや、形状を維持するために添加される、増粘安定剤として使用されます。

3-4.キサンタンガム

キサンタンガムは、トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られます。
食品添加物としてはタレやドレッシングなどにとろみをだし、食感を良くするために使用される他、化粧水などに粘度をだす際にも使用されます。
通常の食事や化粧の範囲で摂取、使用した場合は人体に危険性はないとされています。

3-5.グアーガム

グアーガムは、パキスタン、インド原産のクラスタ豆から抽出される成分です。
クラスタ豆は原産地のインドではカレーなどの料理の食材として使用されていますが、増粘剤や安定剤としてお菓子やスープ、ソースなどに広く用いられています。

3-6.デンプン

デンプンは大変身近な多糖類といえるでしょう。
ジャガイモやトウモロコシから抽出されたデンプンは、食材として広く家庭でも使用されています。
増粘剤や安定剤としても広く使用されていますが、洗濯ノリなどにも使用されています。

4.増粘多糖類、安定剤の危険性

増粘多糖類、安定剤として使用されている多糖類に危険性はあるのでしょうか?多くの多糖類は天然由来のため、人体に悪影響はないと考えられています。
しかし、カラギーナンにように動物実験で発ガン性や炎症が認められた添加物もあります。
しかし科学者の中には、それらの動物実験で発症した症状は、大量にカラギーナンを投与したことによる過剰摂取による症状とする意見を述べる人もいます。
実際のところ普段の食事で摂取している増粘多糖類や安定剤によって健康を害するという事例はほとんど報告されていないようです。
しかし、多糖類は人体の消化酵素でほとんど消化されない難消化性という性質があるため、一度に大量に摂取すると下痢になる恐れがあります。
他の添加物や栄養素にもいえますが、どのような成分も過剰摂取は身体に良くありません。
適切な量を守り摂取することを心掛けましょう。

5.青汁に添加される増粘多糖類や安定剤

青汁にも種類によっては増粘多糖類や安定剤が添加されています。
それらは青汁の食感を良くしたり、品質を維持するために使用されています。
また、安全基準に沿った使用法を守って添加されていますので高い危険性はないといえます。
しかし、時として精製された塩や砂糖が身体に合わない人がいるように、原料から抽出された多糖類が身体に合わない人がいることもあります。
増粘多糖類や安定剤が身体に合わないと感じる人は無添加の青汁を選び飲むようにしましょう。

トップに戻る