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青汁の栄養素(ビタミンC)

青汁の栄養素にビタミンCも含まれています。
ビタミンCは昔から健康や美容に良い効果がある成分として活用されてきました。
今回はビタミンCについてお伝えします。

1.ビタミンCの基礎情報

ビタミンCは抗酸化ビタミンとして分類されるビタミンです。
科学的な名称はL-アスコルビン酸と呼ばれています。
ビタミンCは青汁をはじめ果物や野菜に多く含まれている成分です。
青汁の原料の植物はビタミンCが豊富に含まれている植物のひとつです。
ビタミンCは身近な栄養素ですが、様々な効果がある身体に必要不可欠な成分です。

1-1.ビタミンCの研究

ビタミンCの発見時期は古く、数百年前にさかのぼります。
その頃は大航海時代で船員は長期間船旅を続けるために新鮮な果物や野菜などのビタミンCが含まれている食物を食べることができませんでした。
そのためビタミンC不足になった船員は次々と壊血病という歯茎や舌、内臓から出血する病気にかかり死亡するという事態が続発しました。
その頃はまだビタミンCの不足が壊血病の原因と判明していませんでしたが、ある軍医がレモンなどの柑橘類を船員に食べさせることで壊血病が予防できることを発見しました。
これがビタミンCの効用が最初に発見された出来事です。
その後数百年を経てビタミンCは正式に名称がつけられ構造も解明されました。
現代ではビタミンCの研究により壊血病の予防の他にも様々なビタミンCの効果が発見されています。
またビタミンCを補給するための食品の開発、研究の進歩も目覚ましく、様々なビタミンCが補給できる食品が販売されています。
青汁もその中の代表的な食品のひとつです。

2.ビタミンCの特徴

ビタミンCは白い色をしています。
においはなく強い酸味があります。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので水に溶ける性質があり、調理方法によってはビタミンCが溶けだしてしまう場合もあります。
また、加熱にも弱いビタミンなので、ビタミンCの摂取を目的とする場合はあまり加熱をしない調理方法で調理することがおすすめです。
最近の青汁は加工方法を工夫し、加熱処理の時間を短くしたり、熱を加えずに水分を昇華して乾燥させる加工方法でビタミンCの減少を少なくしているものが多くあります。
ビタミンCには強い抗酸化作用があり、その作用で様々な健康効果や美容効果をもたらします。

3.ビタミンCの一日の推奨摂取量

厚生労働省が提示するビタミンCの一日の推奨摂取量は成人男性、成人女性共に100mgです。
この推奨摂取量のビタミンCの摂取を心掛けることでビタミンCの効果をしっかりと得ることができるでしょう。

4.代表的な青汁の原料に含まれるビタミンCの量

代表的な青汁の原料に含まれるビタミンCの量は、栽培地や収穫時期で変化しますが、原料100g中にケールが約80mg、大麦若葉が約70mg、明日葉が約40mg含まれています。
どの原料にも多くのビタミンCが含まれていますので、青汁からビタミンCを補給することでビタミンCの効果を得ることができるといえます。

5.ビタミンCの健康、美容効果

青汁の栄養素のひとつであるビタミンCには様々な健康、美容効果があります。
ビタミンCはその健康、美容効果の高さから色々な食品や化粧品に配合されています。
この章ではビタミンCの健康効果や美容効果についてお伝えします。

5-1.抗酸化作用による病気や老化から身体を守る効果

ビタミンCには強力な抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、余剰に発生した活性酸素を除去して活性酸素の害から身体を守る作用のことです。
本来活性酸素は病原体などの外部から侵入した害があるものを酸化して無害化する働きがあるのですが、ストレスや大気汚染などから活性酸素が余剰に発生すると、活性酸素が細胞も攻撃してしまいます。
活性酸素の攻撃を受けて核や遺伝子が傷つくと細胞の寿命が縮み、正常な機能が維持できなくなります。
その結果老化の促進やガンなどの病気が発症することがあります。
ビタミンCの強力な抗酸化作用は余剰に発生した活性酸素を除去して身体を健康に、若々しく保つ効果があります。

5-2.美肌効果

ビタミンCには優れた美容効果もあります。
肌に浸透したビタミンCはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の沈着を防ぎます。
メラニン色素は紫外線から肌を守る成分ですが、長期間紫外線にあたるなどしてメラニン色素が大量に肌にとどまると、シミやそばかすを作ってしまいます。
ビタミンCがメラニン色素の沈着を防ぐことで肌は透明感を維持することができます。
日焼け対策と共にビタミンCが豊富な青汁などからビタミンCを摂取することが効果的です。
また、ビタミンCにはコラーゲンの生成を促して肌のコラーゲンの量を増やし、肌にハリと弾力性をもたせる効果もあります。
ハリと弾力のある肌はシワやたるみの予防にも繋がります。
このようにビタミンCには肌の美しさを保つ美容効果もあるので、様々な化粧品にも使用されています。
ビタミンCは青汁などからの摂取で内側から、化粧品の使用で外側から肌の美しさを守ります。

5-3.免疫力を高める効果

ビタミンCは免疫力を高めます。
ビタミンCの作用でインターフェロンというウィルスを攻撃する物質の生産を助け、免疫力を高める他、白血球の働きを高めて病原体を駆逐する力を高めます。
またビタミンCも直接病原体を死滅させる働きをします。
さらにビタミンCがコラーゲンの生成を促し、コラーゲンの働きで細同士がしっかりと結合すると、病原体の侵入を防ぐので、病原体による感染症の予防効果もあります。
ビタミンCにはこのような働きがあるため、ビタミンCを積極的に摂取することで免疫力を高め、風邪をひきにくくする効果があります。

5-4.白内障の予防効果

白内障は目の水晶体という組織が白く変色してしまう病気ですが、白内障の原因のひとつに活性酸素の害があります。
増えすぎた活性酸素が水晶体を攻撃してしまい、水晶体が白く変色してしまうのです。
ビタミンCの強力な抗酸化作用が活性酸素を除去し水晶体を守るので、白内障の予防に効果があります。

5-5.貧血を予防する効果

ビタミンCは鉄の吸収率を高める作用があります。
鉄は血液中のヘモグロビンが酸素を運ぶために必要な成分です。
ビタミンCが鉄の吸収率を高めるので、ヘモグロビンの酸素の運搬力が高まり貧血を予防する効果が期待できます。
青汁に含まれている鉄は非ヘム鉄といって、吸収率がヘム鉄より低いといわれていますが、青汁にはビタミンCが豊富に含まれているので非ヘム鉄の吸収率が高まるといわれています。

5-6.ストレスを軽減する効果

人間がストレスに対抗するためにはアドレナリンなどの神経伝達物質の生成や、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの生成が必要です。
これらの物質が生成されることでストレスに対する抵抗力を強め、ストレスに負けない心身を維持することができます。
ビタミンCはこれらの物質を生成する際にも消費されます。
大きなストレスをかかえるとそのストレスに対抗するために、アドレナリンや副腎皮質ホルモンの生成で大量のビタミンCを消費します。
ビタミンCが豊富に含まれている青汁などからビタミンCをしっかりと補給することでアドレナリンや副腎皮質ホルモンが十分に精製され、ストレスを軽減することができます。

6.ビタミンCの過剰摂取による症状

ビタミンCは過剰摂取をしても余剰に摂取した分は数時間のうちに尿から体外へ排出されます。
そのため過剰摂取による症状がでる心配はありませんが、サプリメントなど抽出されたビタミンCを推奨摂取量を大幅に超える10g以上摂取すると下痢や吐き気、頭痛などの症状が表れることがあります。
しかしこの場合も症状は一時的なもので、大量摂取を止めると余剰なビタミンCの排出が追いつき、症状は治まります。

7.ビタミンCの欠乏症

ビタミンCが不足すると免疫機能の低下やメラニン色素の沈着が抑えられなくなることでシミやそばかすが増えたり、肌のハリや弾力がなくなることによる肌の劣化が起きます。
また鉄の吸収率も低下するので貧血の症状がでる場合もあります。
さらに長期間ビタミンCが不足すると壊血病という病気になることもあります。
壊血病はビタミンCが不足することでコラーゲンの生成が不十分になり、細胞同士の結合が弱まり体中から出血する病気です。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので過剰摂取による症状がでる心配はほとんどありません。
これらのビタミンCの欠乏症を予防するためにも積極的に青汁から摂り入れたい成分です。

8.健康にも美容にも効果的なビタミンCの力

青汁の栄養素のひとつであるビタミンCは健康や美容に有効な、優れた栄養素です。
一般的にも有名なビタミンで、多くの人がビタミンCの効果を理解しています。
青汁はビタミンCを手軽に補給できる飲み物です。
青汁を飲み続けることで安定的にビタミンCを補給することができるでしょう。
普段の食事からのビタミンCの摂取と共に青汁からビタミンCを摂取することで十分なビタミンCの摂取が可能となるでしょう。
ビタミンCを補給し、健康で美しい身体を維持しましょう。

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