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青汁の素材(よもぎ)

よもぎは古くから民間で親しまれてきました。
ヨモギ団子や草餅、よもぎ茶として加工されて食べられてきた歴史があります。
近年ではよもぎの持つ栄養素や健康効果が認められて青汁の素材としても使用されています。
今回は青汁の素材になるよもぎについてお伝えします。

1.よもぎとは?

よもぎは菊の仲間の野草です。
繫殖力が旺盛で北海道から沖縄まで日本中のいたるところで見られます。
雑草として扱われることもありますが、多くの栄養素を含み、漢方でも利用される植物です。
日本では数十種類のよもぎが確認されており、一般的によく見かけるよもぎは、おおよもぎとかずさきよもぎという種類です。

2.よもぎの特徴

よもぎは葉に細かい切れ込みがあり、葉の裏面には白い綿毛が生えています。
独特の香りがあり、葉の裏側に生えている綿毛は漢方のもぐさの原料として使用されます。
またよもぎの葉には止血作用があり、民間療法で使用されてきました。
よもぎは葉を乾燥させて煎じて飲むことでも効果があり、冷え性や貧血、胃腸のトラブルの改善に効果を発揮します。
よもぎは薬効とそのさわやかな香りが愛される植物です。
青汁の素材としても、飲みやすい青汁を作ることができる優れた素材といえます。

3.よもぎに含まれている栄養素とその健康効果

よもぎには様々な健康効果や美容効果を発揮する色々な栄養素が含まれています。
よもぎは外傷を治療するためにも使われますが、青汁の素材としても理想的な植物です。
よもぎには以下のような栄養素が含まれています。

  • ・ビタミンA
  • ・ビタミンB群
  • ・ビタミンC
  • ・ビタミンE
  • ・カルシウム
  • ・鉄
  • ・葉酸
  • ・βカロテン
  • ・食物繊維
  • ・クロロフィル
  • ・シネオール
  • ・α-ツヨン

3-1.ビタミンA

ビタミンAはβカロテンを変換することにより体内で生成されますが、よもぎにはビタミンA、βカロテン共に含まれています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持する働きをします。
ビタミンAが不足すると肌がかさついたり目に疲れを感じることがあります。
そのような場合は早めにビタミンAを補給する必要があります。
よもぎはβカロテン、ビタミンAの補給源として適しています。

3-2.ビタミンB群

よもぎにはビタミンB群のうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6が含まれています。
ビタミンB1は白米などの糖質を分解してエネルギーに変える酵素の働きを助けます。
そのためエネルギーを生みだし、活力を身体に与える効果があります。
また、ブドウ糖を脳のエネルギーに変換する際にも使用されるので、脳神経の健康にも役立ちます。
ビタミンB2は脂質を分解してエネルギーの代謝や細胞の新陳代謝を促進し、健康な肌や髪をはじめ、目や唇などの粘膜部位や全身の組織の維持や成長に関わっています。
そしてビタミンB6はタンパク質の代謝や合成に関わるビタミンです。
ビタミンB6が十分に摂取されると良質なタンパク質が合成されて、健康で丈夫な皮膚や粘膜、髪など身体の各組織を作ることができます。

3-3.ビタミンC

よもぎに含まれているビタミンCには強い抗酸化作用で余剰な活性酸素を除去し、年齢以上の老化や病気を防ぐ効果や、白血球の働きを高めて免疫力を上げる効果、メラニン色素の沈着を防ぎ肌の透明感を維持し、シミやそばかすを防ぐ効果、コラーゲンの生成を促し肌のハリを保つ効果など様々な効果があります。
またビタミンCには鉄の吸収率を高める作用もあります。
よもぎから積極的にビタミンCを摂取しましょう。

3-4.ビタミンE

ビタミンEは強い抗酸化作用があるビタミンです。
ビタミンCやβカロテンなど他の抗酸化作用がある成分と共に余剰に発生した活性酸素を除去する作用がります。
またビタミンEには毛細血管を拡張して血行を良くする効果もあります。

3-5.カルシウム

カルシウムはイライラを静め、精神の落ち着きを維持する効果があります。
また骨や歯の主な構成成分で、丈夫な骨や歯の形成に役立ちます。
よもぎには100g辺り約180mgものカルシウムが含まれています。

3-6.鉄

よもぎには良質の鉄が含まれています。
鉄は赤血球が全身に酸素を運ぶために必要な成分です。
赤血球に鉄が不足すると、赤血球が十分な酸素を運ぶことができなくなり、動悸が起こり、身体の各器官が酸素不足による低機能状態に陥ってしまいます。
見た目にも顔色が悪く青白く見える状態が続くことになります。
よもぎには100g中の約4mgの鉄が含まれています。
よもぎを摂取することで良質な鉄を補給することができます。

3-7.葉酸

よもぎに含まれている葉酸は造血作用をもつビタミンで、ビタミンB群の一種です。
体内で赤血球を生みだす際に必要なほか、細胞を新しく生みだすためにも必要です。
胎児が母親の胎内で成長する初期の段階でも特に必要なビタミンで、妊娠初期に母体の葉酸が不足すると胎児にも影響がでます。
妊娠初期の母体の葉酸が不足することで胎児の身体の神経管が健康に発達できなくなり、胎児の身体に麻痺などの症状がでることがあります。
また、葉酸は動脈硬化を防ぎ、血流を正常な状態で維持する働きもあります。
葉酸が動脈硬化を防ぐことで生活習慣病の予防にも繋がります。

3-8.βカロテン

よもぎには100g中に5000μg以上のβカロテンが含まれています。
βカロテンは強い抗酸化作用で余剰に発生した活性酸素を除去してくれます。
活性酸素は外部から侵入した細菌などの害があるものを無害化する力がありますが、増えすぎた活性酸素は細胞も傷付けてしまいます。
βカロテンの抗酸化作用はビタミンCなどの抗酸化作用と共に増えすぎた活性酸素を除去してくれるのです。
またβカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されて使用されます。

3-9.食物繊維

よもぎには食物繊維も含まれています。
食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分けられ、それぞれ身体に対する作用が違います。
不溶性食物繊維は体内で水分を吸収して膨張し、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を促します。
その結果健康的なお通じや栄養素の吸収率を高める作用が期待できます。
水溶性食物繊維は体内で水分を吸収するとドロドロのゲル状になり、糖質やコレステロールの吸収を抑えて糖尿病の予防に繋がります。
また、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす作用があります。
水溶性食物繊維を食べ善玉菌が増えると、善玉菌が腸内環境を整えてくれます。
よもぎの食物繊維を効果的に摂取するには、よもぎを丸ごと使用した青汁がおすすめです。

3-10.クロロフィル

クロロフィルは植物が光合成をおこなう際に必要な成分です。
コレステロールを吸着して排出する作用があり、クロロフィルを摂取すると血中のコレステロール値を下げ、血液をサラサラな状態に保ち、血液の正常な循環を維持します。
またクロロフィルには消臭効果もあり、ガムなどにも配合されています。
よもぎにはクロロフィルが含まれており、コレステロール値を下げる作用や口臭予防の効果が期待できます。
さらにクロロフィルには末梢の血管を拡張する作用もあり、新陳代謝を高めて身体を活性化する働きもあります。

3-11.シネオール

シネオールは別名ユーカリプトールとも呼ばれている、よもぎのさわやかな香り成分です。
化粧品や香料にも使用されるシネオールには、身体を温め胃腸を丈夫にする効果や、喘息や貧血を改善する効果が期待できるとされています。
また、よもぎの綿毛を原料として使用したもぐさのお灸の薬効成分としてもシネオールが関わっているといわれています。

4.よもぎは優れた青汁の素材

よもぎは全国どこにでも見られる身近な植物です。
しかしその健康効果は高く、様々な栄養素が含まれているために食用や民間療法の治療薬として長い間使用されてきました。
現在では新たな青汁の素材のひとつとして注目されています。
よもぎの青汁に使われるよもぎは、徹底した品質管理の下栽培されて収穫されます。
よもぎを素材として使用した青汁はさわやかな香りがして苦みも少なく飲みやすいことが特徴です。
よもぎの栄養を丸ごと摂ることができるよもぎの青汁は、よもぎの高い健康効果を得るために最適な食品といえるでしょう。
よもぎは身近な植物でありながら優れた青汁の素材でもあるのです。

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