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青汁の栄養素(マグネシウム)

青汁に含まれている栄養素のひとつ、マグネシウムはカルシウムと深い関わりがある栄養素です。
体内で様々な働きをする大切な成分です。
今回は青汁の栄養素、マグネシウムについて詳しくお伝えします。

1.青汁の栄養素、マグネシウムの基礎情報

青汁の栄養素であるマグネシウムは元素記号がMgで、人体が健康を維持する上で必要な必須ミネラルのひとつです。
必須ミネラルにはマグネシウムのほかにカルシウムやカリウム、ナトリウムなど16種類のミネラルがあります。
マグネシウムの利用の歴史は長く、古代ギリシャ時代にまでさかのぼります。
マグネシウムの多くは体内でカルシウムやコラーゲンなどと共に骨に存在しています。
骨に次いで多く存在している部位が筋肉です。
そのほかにも内臓などにも存在し、全身で大切な働きをしています。
青汁の原料になる植物においてはクロロフィルと呼ばれる植物が光合成をおこないエネルギーを生産する上で必要な成分に中に存在しています。
マグネシウムはカルシウムと共に骨を構成する主要な成分であると共に、三大栄養素である脂質、タンパク質、炭水化物の代謝に関わる成分です。
代謝とは体内に摂取された成分を化学的な反応で変化させることで、それに伴うエネルギーの移動もあります。
人間の身体は代謝をおこなうことで肉体を維持し、活動するためのエネルギーを生産しているのですが、マグネシウムは特に炭水化物の代謝をする際に必要になる成分です。
マグネシウムは大豆や納豆、アーモンドなどの植物性の食品や魚類、魚介類に多く含まれています。
青汁の原料になるケールや大麦若葉などの植物にも含まれています。
マグネシウムは多くの食品に含まれている成分なので不足になることはあまりない栄養素です。
しかし、近年の食生活の乱れで場合により不足する可能性もある成分です。
そのため現在では、特定の栄養素を積極的に摂取できる栄養機能食品の指定栄養成分としても知られるようになりました。

2.厚生労働省が推奨するマグネシウムの1日の推奨摂取量

厚生労働省が推奨するマグネシウムの1日の推奨摂取量は、年齢により違いがありますが、成人男性で320mgから370mg、成人女性で270mgから290mgです。
妊娠中や授乳中の女性の場合は胎児や新生児のために摂取量が増えます。

3.代表的な青汁の原料に含まれるマグネシウムの量

青汁からもマグネシウムを補給することができます。
代表的な青汁の原料に含まれているマグネシウムの量は、原料の植物100g中にそれぞれ、ケールが、約44mg、大麦若葉が約190mg、明日葉が約26mg含まれています。
これらの含有量は同じ量のマグネシウムが多く含まれている食品と比べても多く、上位10品目の食品と同じくらいの量のマグネシウムが含まれています。
そのため、特に大麦若葉には多くのマグネシウムが含まれていることが分かります。
青汁はマグネシウムの補給源としても適した飲み物といえるでしょう。

4.青汁の栄養素、マグネシウムの効果

マグネシウムは体内で様々な代謝に関係し、肉体の維持やエネルギーの生産に関わる大切な成分です。
マグネシウムには以下のような健康効果があります。

4-1.健康で丈夫な骨や歯を作る効果

マグネシウムはカルシウムやリンと共に骨や歯を構成し、それらにしなやかさや弾力を与えています。
マグネシウムはカルシウムが骨や歯に定着することを助ける働きもします。
そのためマグネシウムとカルシウムをバランスよく摂取することで健康で丈夫な骨や歯を作ることに繋がるのです。

4-2.精神的な安定を得る効果

カルシウムには精神を落ち着かせる効果がありますが、マグネシウムにも同じように精神を落ち着かせる効果があります。
マグネシウムを摂取することで神経の働きを正常化し、神経の興奮を鎮める効果が期待できます。

4-3.血圧を正常に保つ効果

体内のカリウムとナトリウムの量が多くなると血圧が上がり、高血圧になる恐れがありますが、マグネシウムはカリウムとナトリウムの量を調節する働きがあり、それらの体内での量を正常に保ち高血圧を予防し、血圧を正常に保つ効果があります。
また、マグネシウムには動脈を弛緩させることで血圧を下げる作用もあります。
これらのマグネシウムの働きで正常な血圧を維持することが期待できます。

4-4.糖尿病の予防や改善をする効果

糖尿病の患者に安定的にマグネシウムを摂ってもらったところ、空腹時における血糖値の低下が見られました。
そのためマグネシウムには糖尿病の症状を改善し、糖尿病を予防する効果があることが期待されています。

4-5.心臓の健康を維持する効果

心臓の筋肉を始め、身体中の筋肉はカルシウムの筋肉中の移動を調節することで収縮されます。
マグネシウムにはこのカルシウムの移動を調節する働きがあり、マグネシウムが不足すると筋肉の収縮がうまくできなくなり、痙攣が起きる場合があります。
この痙攣が心筋で起こると心筋梗塞や心臓発作に繋がる恐れがでてきます。
マグネシウムをしっかりと補給することで筋肉の痙攣を予防し、健康な心臓を維持する効果が期待できます。

5.マグネシウムとカルシウムの関係

マグネシウムとカルシウムはお互いがバランスをとり合って体内に存在しています。
お互いのバランスが良い状態でいると、心臓などの循環器系の健康が保たれ、骨や歯も丈夫で健康な状態が維持されます。
血液中のマグネシウムが不足すると、身体は骨からマグネシウムを溶かしだして使用しますが、このときにカルシウムも一緒に溶けだしてしまいます。
そのためマグネシウムが不足すると骨粗しょう症になるリスクが高まります。
骨粗しょう症の予防にはカルシウムの摂取が注目されることが多いのですが、同時にマグネシウムも摂取することで丈夫で健康な骨が形成されます。
青汁にはカルシウムやマグネシウムが含まれていますので、それらの栄養素を補うために適した食品といえるでしょう。

6.マグネシウムの過剰摂取による症状

マグネシウムは過剰摂取をしても健康な人の場合、体外に排出されるために過剰摂取による症状がでる心配はほとんどありません。
しかし、マグネシウムの排出のために必要な腎臓の機能に問題がある場合には過剰摂取による症状がでる場合があります。
その場合の症状は、吐き気や下痢、筋肉の痙攣や麻痺、低血圧などが起こる場合があります。

7.マグネシウムの不足による欠乏症

マグネシウムは青汁などから安定的に摂取していたり、普段の食事がバランスの良いものであれば欠乏症になる恐れはほとんどありません。
しかし、睡眠不足やストレスなどによりマグネシウムの消費量が増えると不足する場合もあります。
また、リンにはマグネシウムの吸収を阻害する作用があるため、リンを多く含む食品を多く摂るとマグネシウムが不足する場合もあります。
マグネシウムの欠乏症には動脈硬化や不整脈、筋肉の痙攣などがあり、精神的にもうつや不安、記憶障害がでることもあります。
また骨粗しょう症になるリスクも高まります。
普段からバランスの良い食事や青汁を飲むことを心掛け、適度な運動や趣味などでストレスを発散することでマグネシウムをしっかりと補給し、かつ無駄に消費しないように心がけることでこれらの欠乏症になることを防ぐことができます。

8.青汁はマグネシウムとカルシウムを同時に補給できる

青汁に含まれる栄養素であるマグネシウムは、今回紹介しましたように体内で様々な大切な役割があります。
安定的にマグネシウムを摂取することでその効果を得るようにしましょう。
また、マグネシウムはカルシウムとバランスをとり摂取することでお互いの効果を高めます。
青汁にはマグネシウムとカルシウムが両方含まれています。
青汁を飲むことで日々安定してそれらの栄養を補給し、健康を維持してゆきましょう。

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