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青汁を飲んではいけない人は

青汁は手軽に野菜不足を解消し、植物性の栄養素を補給できる優れた食品です。
しかし、体質や病気の種類によっては、青汁を飲んではいけない人もいます。
今回は青汁を飲んではいけない人についてお伝えします。
より安心して青汁を飲むためにお役立てください。

1.青汁が原因の体調不良

健康増進のため青汁の摂取を始めたが、かえって体調が悪化してしまった、青汁を飲んだ後に気分が悪くなるなど、青汁が原因で体調不良になる人が稀にいます。
なぜ健康によいはずの青汁が原因で体調不良になるのでしょうか?
それには青汁を飲む人の体質や病気が関係しています。
青汁自体に問題がなくても、ある種の病気や薬との相性などで、体調不良を招いてしまう場合があるのです。
病気の種類によっては最悪死亡する可能性もあるので注意が必要です。

2.青汁を飲んではいけない人

それでは具体的に、どのような人が青汁を飲んではいけないのでしょうか?
この章では青汁を飲んではいけない人について詳しくお伝えします。
自分が当てはまると思う人は青汁の摂取を控え、医師に相談して適切な指示を受けましょう。

2-1.高カリウム血症の人

高カリウム血症とは、血中のカリウム濃度が異常に高くなる病気です。
吐き気や脱力感、不整脈などの症状が表れ、時に致死性の不整脈が起きる可能性もあります。
高カリウム血症の原因はカリウムの過剰摂取や、カリウムを正常に代謝、排出するために必要な肝機能や腎機能の低下、何らかの理由による細胞内のカリウムの溶出などです。
青汁にはカリウムが含まれているため、既に高カリウム血症の人は、通常の摂取量でもカリウムが体内に蓄積してしまうため、青汁の摂取を控える必要がある場合があります。
また、高カリウム血症の発症を予防するためには、普段からカリウムが多く含まれる青汁やバナナなどの過剰摂取を控えるようにしましょう。

2-2.青汁にアレルギー反応がでる人

稀にですが、青汁にアレルギー反応がでる人がいます。
青汁が原因でアレルギーがでる人も、青汁を飲んではいけないといえます。
アレルギーの原因になるアレルゲンは、体質により様々な物質がなり得ます。
青汁がアレルゲンとなってしまう人は、青汁を摂取すると、発疹やかゆみ、口内や唇のしびれなどのアレルギーの症状が表れます。
青汁を少量飲み続けると徐々に身体が青汁に慣れて、アレルギーの症状が治まる場合もありますが、症状が悪化する人もいますので、個人では判断せずに青汁の摂取を控え、医師の指示に従うようにしましょう。

2-3.ワーファリンの服用者

ワーファリン(ワルファリン)とは、血液の凝固を防ぎ、血液の塊である血栓をできにくくする作用がある薬です。
ワーファリンは、血栓が原因で発症する脳梗塞や心筋梗塞の予防や再発防止のために服用します。
このワーファリンの作用を阻害する成分がビタミンKです。
ビタミンKはワーファリンの作用とは逆に、血液を凝固させる際に必要な成分です。
ケガなどで出血をした際に、ビタミンKの作用で傷口から流れ出た血液が凝固するので大量の失血が防がれます。
しかし、ビタミンKはワーファリンの作用を阻害してしまい、血栓ができるリスクを高めてしまいます。
青汁にはビタミンKが含まれているので、ワーファリンの服用者は青汁を飲んではいけないといえます。

2-4. C型慢性肝炎の人

C型慢性肝炎の人も、青汁を飲んではいけない人といえます。
C型慢性肝炎とは、C型肝炎ウィルスに感染して発症する病気で、肝臓の機能が低下してしまいます。
そのまま治療をせずに放置すると、肝硬変や肝臓ガンになるリスクが高まります。
C型慢性肝炎の人は、鉄の代謝が正常に行われなくなり、鉄が肝臓に蓄積してしまいます。
そのため鉄の摂取が制限されます。
青汁やほうれん草など、鉄が多く含まれる食品も控えるように医師から指示される場合もあります。
そのような際は、医師の指示に従い、青汁の摂取を控えましょう。

2-5.甲状腺機能低下症の人

甲状腺機能が低下している人は、ケールの青汁を飲んではいけない人といえます。
甲状腺からは、全身の細胞に働きかけ、代謝率を向上させる甲状腺ホルモンが分泌されています。
甲状腺機能低下症の人は、この甲状腺ホルモンの分泌量が低下しています。
そのため細胞の代謝率が下がり、全身の機能低下や脱力感などの症状が表れます。
ケールの青汁には、アブラナ科の植物に含まれているグルコシノレートと呼ばれる成分が含まれています。
この成分は抗がん作用がある人体に有用な成分ですが、同時に甲状腺ホルモンの分泌を抑制する作用もあります。
グルコシノレートを摂取すると、体内でゴイトリンという物質が生成されます。
このゴイトリンが甲状腺ホルモンの合成に必要なヨードの吸収を阻害するので、甲状腺ホルモンの分泌が抑制されてしまうのです。
一般の健康な人が摂取量を守り、ケールの青汁を飲む分には問題ありませんが、甲状腺機能低下症の人は、さらに甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまう恐れがあるので注意が必要です。

3.健康な人も青汁の過剰摂取に気をつけよう

前章でお伝えしたように、青汁の摂取をすると、何らかの症状が表れる可能性がある人は、青汁を飲んではいけません。
どうしても青汁の健康効果や美容効果を得たい人は、青汁が飲めない原因である病気や体質を改善させてから青汁を飲むようにしましょう。
また、健康な人も青汁の過剰摂取に気をつけましょう。
青汁は薬と違い、適量を継続して摂取することで、その効果を発揮する飲み物です。
一度に大量に摂取したり、推奨摂取量を大きく上回る量を摂取し続けると、かえって健康を損ねる可能性があります。
そのような意味では、適量の摂取が守れない人も青汁を飲んではいけない人といえるかも知れません。
青汁は末永くお付き合いする気持ちで、自分に合う量を飲むようにしましょう。

4.心配な時は医師に相談しましょう

いかがでしたでしょうか?今回お伝えしたように、特定の病気や体質が原因で、青汁を飲んではいけない人もいます。
しかし、中には自分で判断することが難しい人もいると思います。
そのような場合は、決して自己判断はせずに、専門家である医師の診察を受け、的確な指示を受けるようにしましょう。
医師の指示で青汁を控えるようにといわれた際は、残念ながら青汁の摂取は控える必要があります。
上手に身体と相談しながら、最適な青汁との関わり方を見つけてゆきましょう。

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