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青汁の加工方法(搾る)

青汁には様々加工方法があります。
青汁が製品として出荷されるまでには色々な工程を経ているのです。
その工程の中に「搾る」という工程があります。
この工程で原料から液状の成分を作りだします。
今回は青汁の加工方法の「搾る」についてお伝えします。

1.青汁の素材を搾り、素材から青汁を抽出する

青汁の加工方法のひとつ、搾るという工程で青汁はその素材より栄養分を液体と共に抽出します。
青汁には製造工程の違いで大きく二種類に分けることができます。
一つ目が青汁の素材を搾汁機という機械に投入して、細かく刻み、すり潰してそこから汁を搾ったものです。

二つ目が青汁の原料を丸ごと細かく粉砕して湯通しをし、乾燥させ粉末化して作られた青汁で、この二種類が青汁の製造工程の違いによる青汁の分類です。
後ほど詳しく説明しますがどちらもよい点があり、一概にどちらが優れているとはいえません。
今回は「搾る」という工程について詳しくお伝えします。
この搾るという工程は工場だけではなく、簡易ながらも家庭でも可能な工程です。
搾るという工程を家庭や青汁スタンド、そして工場と、規模や目的別に分けて説明してゆきます。

1-1.家庭で青汁を搾る

青汁の搾るという工程は、工場だけではなく、家庭でも可能です。
工場では大規模な設備で大量の青汁を搾りますが、家庭ではその日に飲む分の青汁を搾るだけでよいでしょう。
家庭で青汁を搾るにはいくつかの方法があります。
伝統的な方法にこだわるようでしたらすりこぎとすり鉢、付近などの布を使います。
ケールなどの青汁の素材をすり鉢とすりこぎを使いすり潰します。
結構力を使いますので意外と大変な作業になるかも知れません。
十分に素材がすり潰されて汁がでてきたらボールなどに広げた布の上にすり潰した青汁の素材を移します。
ゴムベラなどを使うと移しやすいでしょう。
布の上に移した青汁の素材を手でギューッと搾ります。
すると布で濾された青汁が染みでてきます。
これで家庭での搾るという作業ができます。
工場ではこの後にも商品として出荷するために様々な工程がるのですが、家庭ではこの搾った青汁をすぐに飲むことができます。
作業は大変ですが、搾りたての青汁を飲むことができるので、興味のある人におすすめです。
また、この工程をミキサーやジューサーを使うことで簡単にすることもできます。
この場合、ミキサーを使用すると青汁の素材がドロドロに粉砕されるので、それをすり鉢ですり潰したときと同じように布で搾ります。
ジューサーを使用した場合は機械がこの搾る工程を自動で行いますので、改めて搾る必要はありません。
また、繊維質をより多く摂りたい場合は少々飲みにくいかも知れませんが、ミキサーにかけただけのものを飲むようにしましょう。
家庭で青汁を搾る際は大麦若葉やクマザサなどの葉が硬い素材は不向きです。
搾りにくいばかりか硬い葉の組織に阻まれているので栄養の吸収率が低くなります。
また、繊維質が硬すぎて腸を痛めてしまう恐れもあります。
家庭で青汁を搾る場合は比較的葉が柔らかいケールや明日葉を使用しましょう。

1-2.青汁スタンドで青汁を搾る

気軽に搾りたての青汁が飲める青汁スタンドでは、業務用の青汁ジューサーを使用して青汁を搾ります。
専用の機械で搾るので、短時間で搾りたての青汁ができあがります。
青汁スタンドでは一杯の青汁がサイズにより200円代から500円代で飲むことができます。
搾るという工程をお店でしてくれるので、楽に新鮮な搾りたての青汁が飲めるのでおすすめです。

1-3.青汁の製造工場で青汁を搾る

メーカーが販売する青汁は工場で大量に製造されます。
今回お伝えしている「搾る」という工程は素材を選別、洗浄した後に搾汁機に投入して行われます。
(機械の種類や素材によつては投入前に素材を破砕する場合もあります)
搾汁機は青汁や野菜、果物などの汁を搾りとるために開発された搾汁専門の機会です。
短時間で大量の青汁を搾ることが可能です。
また、青汁の素材を搾ると搾りかすがでるのですが、搾汁機には搾りかすがたまる場所があり、清掃も簡単にできるように工夫されています。
高性能な搾汁機のおかげで青汁の加工方法のひとつである「搾る」という工程がスムーズに行われているのです。

2.素材を搾ることの利点

青汁には今回お伝えしているような「搾る」という工程を経て作られるものと、青汁の素材を丸ごと粉砕して乾燥させて粉末化したものがあることは先ほどお伝えしました。
この二種類の加工方法にはどちらにも良い点があります。
素材を丸ごと粉末化する方法は、素材の栄養をより多く摂取することができます。
特に不溶性食物繊維を多く摂取できる良い点があります。
そして素材を搾ることで作られる青汁は、素材を乾燥させて粉末化して作られる青汁よりも短時間で作ることが可能なために、より素材の品質を保った状態の青汁を作れるという利点があるのです。

3.搾ることで栄養の吸収率が高まる

青汁の素材はそのまま調理しても食べることができるものがほとんどです。
(クマザサなど一部例外もあります)
ケールは煮込み料理や揚げ物として食べられていますし、明日葉は天ぷらやおひたしに、よもぎは草団子の材料にもなる素材です。
もちろんそれらの食べ方でもおいしく栄養を吸収できるのですが、素材を搾ることで消化がしやすくなり、より栄養の吸収率が高まります。
青汁の加工方法の「搾る」という工程は、青汁の栄養の吸収率を高めることができる大切な工程なのです。

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